鼠径ヘルニア(脱腸)手術後の痛み対策|太もものしこり・ふくらみ・出っ張り 鼠径ヘルニア(脱腸)の専門的な知識と腹腔鏡(内視鏡)手術のご案内、蓄積した手術実績

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鼠径ヘルニア(脱腸)手術後の痛み対策

鼠径ヘルニア(脱腸)は手術をすることで治すことができる病気ですが、その一方で手術後の「痛み」が問題となっていました。体を起こしたり、しゃがむ・座るなどの動作時に痛みが起き、歩くことも困難ということも珍しくありませんでした。しかし、近年では有効な鎮痛薬や医学論文が登場したことで、痛み対策も進んでいます。ここでは、鼠径ヘルニア(脱腸)手術後の痛みへの対処法についてお話ししたいと思います。

「全身麻酔」+「腹腔鏡(内視鏡)」で、
手術後の痛みも少ない傾向に

鼠径ヘルニア(脱腸)の手術方法や麻酔の範囲については、それぞれ患者様と相談した上で決めていますが、特段のご希望がない場合は「全身麻酔」+「腹腔鏡(内視鏡)」をお勧めしています。この方法ですと、手術中の痛みは全くなく、手術後の痛みも少ない傾向にあるからです。

手術後の痛みも、患者さんの感じ方によって適宜対応いたします

鼠径ヘルニアの手術後の痛みについては、以下の対策をとることで歩行困難なほどの痛みはなくなりました。

  • 細い手術器具の採用(1か所の傷の大きさを5mm以下にします)
    ※有効性を平成26年度の日本内視鏡外科学会で報告いたしました。
  • 傷に充分量の局所麻酔薬を注入もしくは硬膜外麻酔
  • 手術直後の点滴の鎮痛薬に加え、数日間定期的に鎮痛薬を内服するという2剤併用療法
  • 上記不十分の際の頓用の鎮痛薬を処方可能
  • 鎮痛薬の副作用対策(吐き気など)

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